■業績
■著書:単著・共著・監修
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「日本事情 Japans a L Cante」 単著 北星堂書店 1987年
(日本語・英語対訳版)233ページ
日本事情の教科書として韓国語版・中国語版も出版された。
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「留学生と見た日本語」単著 新潮社 1989年 222ページ
日本国内でも朝日新聞・毎日新聞で著者インタビュー、NHKラジオ「私の本棚」では著者自身が朗読している。
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「日本語らしい日本語」単著 研究社 1989年 237ページ
英文朝日で毎週書いているコラムからの抜粋が出版された。英文・日本文
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「日本語教育の教室から-留学生と見た日本事情」単著 1990年 大修館書店
222ページ
山口大学での留学生対象の「日本事情クラス」の記録である。
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「日本語教師の見た日本の中の世界」 単著 リヨン社 1990年 214ページ
エッセー集
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「日本社会再考」(門倉氏と共著) 北星堂書店 1991年 572ページ 中上級用日本語テキスト
日本の社会について38項目のタイトルで述べ、英文翻訳、難しい漢字、同音異義語、
フィールドワーク、グループディスカッション、グラフリーディングなどさまざまなコミュニカティブ・
アプローチの手法による問題文を載せている。
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7
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「日本語教育日記」単著 1992年 アルク出版 200ページ
「耳なし芳一」「漢字ゲーム」「エバルエーション」「留学生と外来語」
「外国人記者と新聞の見出し」などについて、述べたもの。
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8
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「日本語教師という仕事」 単著 1992年 ジャパンタイムズ社 236ページ
「カリキュラムづくりと教授法」「外国語としての日本語」について「4技能の指導」
「日本語教師の条件」などについて述べた本である。
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「THE COMPLETE JAPANESE EXPRESSION GUIDE」単著 TUTTLE出版
1993年(米国の出版社)334ページ
600(A list of additional expressionsを含む)以上の日本語のイディオム表現を会話文の中で
どのように使われるか、イディムの語源の説明、用例から英文で解説している。
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「外国語としての日本語」単著 講談社現代新書 1994年
240ページ
外国語として日本語を見た場合の音声、文法、敬語使用、などを新しい視点で分析している。
2010年現在 22回の増刷、ロングセラーである。
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11
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「留学生と見た日本語」単著 筑摩学芸文庫 1995年
269ページ
1989年に新潮社から出た本を加筆修正したもの。日本語を留学生の視点に立って見たときに、
日本人には無意識である言葉の使い分けが存在する。「いる・ある」「助数詞」「形容詞」などについて解説している。
本書の一部が三省堂の国語の教科書(新国語1)に採用されたり、高校、大学の入試にも多く使われている。
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「日本事情入門英文対訳版)」単著 アルク出版 1995年
100ページ
外国人に日本を紹介するため、写真と英文翻訳つきである。
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『日本事情日語学習叢書Ⅱ』単著 中国語対訳版 致良出版社(台湾)1995年 286ページ
日本語と英語の対訳版の英語の部分が中国語訳となっている。
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『日本世情』単著(中国語対訳・簡体字版)外国語教育与研究出版社(北京)
1995年 331ページ
台湾語版とは異なる簡体字版であり、中国の多くの研究機関で使われている。
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『日本事情入門』単著(ハングル対訳版)1995年 100ページ
アルクで出版された「日本事情入門」の韓国語版である。
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『日本事情ハンドブック』(共著 水谷修他2名)1995年 大修館
473ページ
第一章 コミュニケーション 第二章 日本人の生活 第三章 外国と日本社会 第四章 個人と社会
第五章 社会と性差 第六章 高度成長と社会の変化 佐々木の担当部分は第五章と第六章であり、第一章と五章、六章についても、
執筆も担当している。
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『日本語ってどんな言葉?』単著1996年 筑摩書房 202ページ
日本語の意味論のひとつの試みとして「間」「間に」,「おき(一時間おき)(一本おき)の違いなどを、
具体的な例をあげて、留学生とのエピソードとともに解説している。
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『会話の日本語』単著1996年 ジャパンタイムズ社 192ページ
初級テキストで習得して日本語の文型をいかに実際の会話場面で運用できるかを考慮して作成した
日本語のテキストである。(韓国語版・中国語版がそれぞれの国で頒布されている)
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『あいまい語辞典』 (芳賀綏・門倉正美 共著)1997年 東京堂出版 300ページ
「日本人論」としての視点の上に、「あいまい」と思われる表現を取り上げ3人の著者が分析した辞典である。
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『日本語のイディオム 50 SPEAK JAPANESE NATURALLY』単著 北星堂
1997年 150ページ
日本語の慣用表現を日本人の慣習、物事の認識の方法、倫理観などを基本に50の表現をとりあげ、
英文で説明した。
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『会話の日本語-ドリル&タスク』(共著) ジャパンタイムズ社 1997年
197ページ
初級テキストで習得した日本語の文型をいかに実際の会話場面で運用できるかを考慮して作成した
日本語のテキストとに共に使用するドリルとタスクである。(韓国語版・中国語版がそれぞれの国で頒布されている)
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『女の日本語・男の日本語』単著 筑摩書房 1999年 117ページ
留学生が総合的な日本語力をつけることを目的に作成した問題集である。
日本語能力試験の2級に対応したレベルであり、特に大学での講義などを多くとりあげている。
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『日本語ことはじめ』単著 1999年 北星堂書店 117ページ
日本語の初級学習者に必要な文法事項、日本の文化について、英文の解説を入れた。
海外で日本語を勉強したり、短期集中で日本語を学習するためのテキストである。
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『日本語パワーアップ総合問題集-レベルA』(監修)ジャパンタイムズ
2000年 124ページ
留学生が総合的な日本語力をつけることを目的に作成した問題集である。
日本語能力試験の1級に対応したレベルであり、特に論説文、説明文などを多くとりあげている。
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『日本語パワーアップ総合問題集-レベルB』(監修)ジャパンタイムズ
2000年117ページ
日本語能力試験の2級に対応したレベルであり、特に大学での講義などを多くとりあげている。
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『日本語パワーアップ総合問題集-レベルC』(監修)2000年 ジャパンタイムズ
日本語能力試験の3-4級に対応したレベルであり、特にコミュニケーション能力のレベルアップを考え、
「絵から情報を得る」「予測して答える」などのタスクが盛り込まれている。
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『女と男の日本語辞典 上巻』単著 2000年 東京堂出版
329ページ
女の言葉・男の言葉を従来の国語辞典とは異なった視点から収集したもの。
日本語のジェンダー表現をとりまく文化的側面を考慮しながら、集録語彙を15に分類している。
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「アカデミックジャパニーズ日本語表現ハンドブック シリーズ」(監修)
2000年 アルク出版 中国語版(中国大連外国語大学)下記の1~10シリーズは全て異なる著者グループのプロジェクトを編成し行なった。
① -『すぐわかる上級表現』 107ページ
② -『すぐに使える上級動詞』123ページ
③ -『予測して読む聴読解』 136ページ
④ 『違いを覚える上級形容詞』84ページ
⑤ 『よく使うカタカナ語』117ページ
⑥ 『会話で覚える形式名詞』139ページ
⑦ 『日常会話で使う慣用表現』107ページ
⑧ 『表現を豊かにする副詞』120ページ
⑨ 『例文で学ぶ助動詞』107ページ
⑩ 『自然に使える文末表現』131ページ
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『アカデミックジャパニーズ』(共著)2001年 ジャパンタイムズ
127ページ
日本語の文法力、読解力などの受信型スキルを伸ばすだけではなく学習者自身が考え、
その場の状況を考えながらコミュニケーションしたり発表する「発信型スキル」を伸ばすことを目標としたテキストである。
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『生きた日本語を教える工夫』単著2003年 小学館 239ページ
外国語としての日本語を指導する際に把握しておくべきことを述べた。
第一章「生きた日本語を教える工夫」 第二章「外国語としての日本語」 第三章プロとしての日本語教師を目指す人へ
第四章日本語教師への扉「新しい日本語教育能力検定試験について」─これまでの試験とどこが違うのか。
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『女と男の日本語辞典 下巻』単著2003年 東京堂出版
338ページ
「男性と女性では意味が異なる語」「男性に期待されている性格」など、
従来には見られないジェンダー論を展開している。索引は上下巻合わせて収録した。
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『日本留学試験 実戦問題集 -記述』(監修・共著)2004年
ジャパンタイムズ 125ページ
「日本留学試験 記述問題」のために「書く」練習を中心に構成されている。
問題の題材には日常的なものから社会的なものまで広い範囲が含まれている。資料やフローチャートに独自の工夫をこらした。
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『日本留学試験 実戦問題集 -聴読解』(監修・共著)2004年
ジャパンタイムズ
「日本留学試験 聴読解問題」のために「聴く・読む」練習を中心に構成されている。
問題の題材には日常的なものから社会的なものまで広い範囲が含まれている。
視覚資料を見ながら音声を聞き質問に答えるという新しい形式の問題から構成されている。
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『日本留学試験 実戦問題集 -読解』2004年(監修・共著)
ジャパンタイムズ
教材には日常的なものから社会的なものまで広い範囲が含まれている。第一部模擬問題、
第二部トレーニング編から構成されている。
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『NHK「知る楽しむ」-「日本語なるほど塾」』単著 テキスト 2005年
日本放送出版協会
NHK教育テレビのテキストである。①「日本語にひそむ和語・看護・外来語」②自動詞・
他動詞の意味上の違い③形容表現について④文末表現について
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『新世紀文化日本語教程』(監修)2005年 外語教学研究出版社(北京)
中国精華大学教授の依頼を受け、本文、会話文、語彙、文法解説、練習問題、
日本文化、について、監修作業を行った。
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大学生のための日本語ライティング(監修・共著)2006年
ジャパンタイムズ
大学で必須の「書く力」、論理的はライティング力を養成するためのテキストである。
短文から段落構成、体験報告などの一般的な文章作成、そして資料を利用したレポートの書き方へと文章構成を段階的に学んでいく。
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「日本語の男性を表す語句と表現―資料から見る日本語の変遷」『日本語とジェンダー』(1~19ページ)(監修・共著)2006年 ひつじ書房
日本語ジェンダー学会の10人の執筆者による論文集、
巻末にはジェンダー関連の論文資料を20ページにわたって掲載し、今後の日本語ジェンダー研究に資するようになっている。
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39 |
「Cuitural Diversity and Transversal」East-West Dialogue on Spiritual and Secular
Dynamics』(分担執筆) ユネスコパリ本部での出版(United Nations Educational,Scientific and Cultural
Organization)2007年
2005年にパリのユネスコ本部でユネスコ創立60周年記念シンポジウムの講演集である。
(英文で執筆)Perspectives of Language :culcural Differencesand Universality in Japanese
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『改定新版 会話のにほんご』(共著)2007年 ジャンタイムズ
本文190ページ、スクリプト39ページ
本書は「会話の日本語」(1996年「会話のにほんご、ドリル&タスク」(1997年)の2冊を改定し、
「この課で学ぶこと」、CD、教師用指導書などを加えて新しく一冊にまとめたもの。 例文やドリルを大幅に修正することで、
さらに楽しいクラス活動が可能になったと思う。
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『自然な日本語1初級編』単著 2008年 台湾 大新書局出版社
118ページ
台湾における日本語教科書として出版した
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『自然な日本語2中・上級編』単著2008年 台湾 大新書局出版社
118ページ
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『日本を「外」から見る―留学生たちと解く日本語の謎―』単著
2009年 小学館101新書、238ページ
日本語の文法を初級編、中級編、上級編に分類し、
教室場面を再現しながら文法説明・解説を行なった。エッセー集。
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『日本語ジェンダー辞典』単著 2009年 東京堂出版545ページ
これまでのジェンダー語彙研究の集大成としてまとめたものであり、
文学作品、新聞記事、歌の歌詞、雑誌記事などから多くの用例を収集し、用例とともに辞典としてまとめたものである。
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『日本語能力試験 N1 文法対策』監修 2011年 高橋書店 160ページ
N1および旧試験1級の過去13回分(11年分)の試験を分析し、出題回数の多い順にまとめているので、重要なところから覚えられる。
●例文や説明に、言葉の自然なつながりを示す”コロケーション”をとり入れ「日本人が日頃よく使う表現」「試験によく出る表現」に厳選。
複数ある「接続のしかた」は、よく使われる順に解説した。
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『日本語能力試験 N1 総合問題集』監修 2011年 高橋書店 208ページ
この問題集は4章に分かれている。1章の模擬テストは、実際の試験と同じ形式と問題数で構成され、2章~4章は、分野ごと(言語知識、読解、聴解)の練習問題になっている。すべての問題に解説を付した。
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『実践日本語教育を学ぶ人のために』単著 2011年 世界思想社 282ページ
日本語教育の指導現場を公開することを目的に執筆した。第一章 初級表現のポイント、第二章
中級表現のポイント、第三章 上級表現のポイント、 日本語の中のジェンダー表現よりなる。
実践の背後には確かな理論が存在することを示そうとしたもの。
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『新日本留学試験実践問題集 聴解・聴読解』監修 2011年 ジャパンタイムズ 160ページ
現代的な話題を盛り込んだ、新試験に合わせた前面改訂版
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『新・日本留学試験実戦問題集 読解』監修 2011年 ジャパンタイムズ 152ページ
留学生に読んでもらいたい。
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『新・日本留学試験実戦問題集 記述』監修・著 2011年 ジャパンタイムズ 136ページ
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『9割の日本人が知らない「日本語のルール」』単著 2012年 中経出版 222ページ
4章構成 50項目 1 日本人が知らない日本語の使い分け 2 似ているけど違う!「ちょっとした日本語の違い」、3 自信ある?紛らわしい「日本語の文法」4 日本人なら知っておきたい「日本語の常識」
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『日本語教師になりたいあなたへ』単著 2012年 小学館 286ページ
十章構成 1 日本語教育って何? 2 英語で教える日本語表現 3 日本語のアクセントって自信なにな、4 「曖昧」表現の指導法 5 日本社会の人間関係と呼称
6 和語・漢語・外来語の使い分け 7 「言葉にできないもの」を教える 8 日本語の中のジェンダー表現 9 日本語力を評価するー基準をどう設定するのか 10 日本語教師への扉
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Japanese Naturally Vol.1-learn useful Japanese idioms
単著 2012年 アルクコミュニケーション(電子書籍)
166ページ
AからGまでの慣用表現を日本語の会話表現の中での使い方について、英文で書いている。
「あべこべ」から「牛耳る」まで58編のコラムが収録されている。
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Japanese Naturally Vol.2 250ページ
HからKまでの慣用表現を日本語の会話表現の中での使い方について、英文で書いている。
「恥をかく」から「共存する」まで87編のコラムが収録されている。
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Japanese Naturally Vol.3
256ページ
MからSまでの慣用表現を日本語の会話表現の中での使い方について、英文で書いている。
「魔がさす」から「すれ違い夫婦」まで90編のコラムが収録されている。
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Japanese Naturally Vol.4166ページ
TからZまでの慣用表現を日本語の会話表現の中での使い方について、英文で書いている。
「太鼓判をおす」から「図星」まで70編のコラムが収録されている。
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「国語で遊ぼう」児童のための本、5冊の監修 2013年4月
1、『ことわざ』2『慣用句』、3、四字熟語・故事成語 4、ことば遊び 5、百人一首・短歌・俳句
出版社: ポプラ社 (2013/04)、発売日: 2013/04
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『新日本世情』 2014年10月
中国北京の高等教育出版
全15課、執筆担当では単著ですが、編集に多くの先生の力をお借りしています。(ここをクリックすると紹介のページにジャンプ) |
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『何がちがう どうちがう 似ている日本語』
2017年2月 東京堂出版(単著)( ここをクリックすると紹介のページにジャンプ)
「あがる」と「のぼる」はどう違う?「返す」と「戻す」はどう違う?意外と答えられない違いや使い分けを、 イラスト入りで楽しく解説。日本語教育の第一人者である著者が紹介する、日本人が知らない日本語の使い分け。 「子どもや外国人に聞かれて困った」「表現力をアップさせたい」という方に。2つの言葉のビミョウな違い教えます。
第1章 似ているけれど違う 2つのことば
第2章 意外と知らない! ビミョ~な使い分け
第3章 使いこなしたい 似ていることば
第4章 大人なら覚えておきたい使いわけ
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『クローズアップ日本事情 15』
ジャパンタイムズ出版 2017年3月(単著)
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今と昔、都市と地方、世界と日本―― さまざまな角度から解き明かす、いま知っておきたい日本の姿。 日本の社会や文化について学ぶ、中・上級向け日本事情テキストです。 政治や経済、歴史など、従来の定番のテーマはもちろん、 和食やゆるキャラといった新しいトピックも加えた全15ユニット。
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『知っているようで知らない日本語のルール』
東京堂出版 2018年3月 (単著)
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毎日使っているのに、実は知らない日本語の中の隠れたルール、「あれ」と「それ」はどう使い分けている?「おはよう」と「こんにちは」「こんばんは」にはどんな違いがある?
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『災害時に役立てたいやさしい日本語』
―日英対照の観点から―
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Easy Japanese to Use in Times of Disaster --A Japanese-English Comparison--
日本語教育未来学会 booklet(1page〜32page)
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