勤務時間と休暇
「勤勉」ということばは日本人の代名詞になった。
子供の時はよく学び、大人になると「ハチ」のようによく働く。「働くことは美徳である」という倫理感と労働時間の長さ(表参照)が勤勉な日本人を作りあげているともいえる。      
先進国の年間総労働時間(労働省調べ)      (単位:時間)

   上の表からも分かるように、日本人の労働時間は減ってきているが、ドイツ(旧西独)と比較しても、430時間(約53日)も多く働いていることになる。 「日本の経済は、働きバチ日本人に支えられている」と皮肉を言われても仕方がない。 「遊び」についていえばいま一番よく遊んでいるのは大学生だろう。なにしろそれまでは受験勉強に追われて遊ぶのを我慢してきたし、大学を出たあとは「働きバチ」の一生が待っているのだから。  ビジネスマンの遊びといえばマージャンかゴルフなど、しかしこれも仕事上の義務であることが多い。  ここまで成長した日本経済にとって、これほどの労働時間は本当に必要だろうか。日本人にとって「遊びの哲学」が確立されてもよい時期にきている気がする。